『医食土同源』をテーマに“食べるエクソソーム”の開発に向けた共創プロジェクト「EXO-Vege」において、純国産バイオスティミュラント「八百結びの培養水®」のエクソソーム検査を実施しました。
その結果、「八百結びの培養水®」から24.8億個(1mlあたり)の豊富なエクソソーム様粒子が検出され、微生物由来のエクソソームが農作物に良好な影響を与えていることが確認されました。
今回の検査結果を受け、本プロジェクトでは「八百結びの培養水®」を活用し、微生物由来の良質なエクソソームを栽培作物に届け、作物の健康効果と抗酸化作用を高めていきます。
また、細胞の修復と再生効果と免疫調整作用によって、作物本来のパワーを引き出します。
「八百結びの培養水®」は、 純国産バイオスティミュラントによる微生物活性をベースとした「天然資材の培養水」です。壌結合同会社により特許取得済の製法で作られており、微生物の活性によって発酵させた土は、生物多様性の環境を回復させ、豊富なエクソソームを含んでいます。有機JAS資材リストにも登録されています(登録番号 JASOM-220601)。
この培養水を使用した農作物は「食味が向上し、残留農薬が検出されない」など、安全で高品質な成果が確認されています。一方、一般的な一部の有用微生物を添加する農業資材と異なり、「八百結びの培養水®」には微生物は含まれていません。
エクソソームは、細胞から分泌される微小な顆粒状の物質です。細胞間の情報伝達を担っています。
また、落谷孝広博士(東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 教授)の論文・書籍では、「微生物そのものが、(物質の分解だけでなく)栄養素から何かの影響を受けて、よいエクソソームを分泌していること」が示されています。
※落谷孝広博士は、世界の独立評価機関(2機関)より、「研究者別ランキング:エクソソーム」で世界第1位と評価されています(2024/6/3)。
この度、ExoEarth株式会社のエクソソーム研究施設で「八百結びの培養水®」の検査を実施しました。
「八百結びの培養水®」1mlあたり24.8億個のエクソソーム様粒子が検出され、微生物由来の良質なエクソソームが農作物に影響を与えていることが示唆されました。
今回の検査結果により、「八百結びの培養水®」の効果要因として以下が推察されます。
・培養水の散布によって、農作物内や土壌内の微生物にエクソソームが行き渡り、微生物活性が行われる
・培養水の葉面散布によって、農作物内細胞にエクソソームが作用する
※詳しくはこちら
小麦圃場(鹿児島県)で実施した比較栽培実験(※)では、「八百結びの培養水®」を使用した小麦の方が生育が良好で、生長期間が長くなったことが確認されました。
小麦は枯れてから収穫となりますが、枯れ始めるまでに2週間程度の差が出ました。この差は、健康効果の向上や抗酸化作用によるものと考えられます。また、目視できないものの、作物内で細胞の修復と再生および免疫調整作用が得られていた可能性が推察されます。
※同日に同一株間で定植し、「八百結びの培養水®」の使用可否による比較栽培を実施。
今回の比較栽培実験により、エクソソーム様粒子の効果として下記4点が考えられます。
1.健康効果の向上
2.抗酸化作用
3.細胞の修復と再生
4.免疫調整作用
「EXO-Vege」は、「医食土同源」をテーマに、“食べるエクソソーム”分野の開発を進める共創プロジェクトです。壌結合同会社・ベジタブルテック株式会社・ExoEarth 株式会社の三社を中心に、共感いただける方々と共にプロジェクトを推進しています。
土壌診断士やエクソソーム研究者など多分野の専門家が連携し、食を通じた健康的な生活と、地球環境のリジェネレーションの実現を目指します。
※「EXO-Vege」について、詳しくはこちらをご覧ください。
「EXO-Vege」プロジェクトでは、共創パートナーを募集しています。
私たちは、未来の子供たちに健康で持続可能な地球を残すために、土と食を再生し、「食べるエクソソームで健康を変える」ことを目指しています。
共感いただける方と共に、このプロジェクトを推進していきたいと考えています。私たちの取り組みにご興味のある方は、ぜひご連絡ください。
プロジェクトに関するお問い合わせは、こちらまでお願いします。
EXO-Vegeプロジェクト 事務局 EXOVege@gmail.com
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