進化するトレーナーの知識と技術。ダイエットやボディメイクに食事・睡眠・メンタルもサポートする、トータルヘルスケア人材の可能性とは?(トレーナー石沢直之さん) | ベジタブルテック株式会社|国産野菜で健康と農業を救うヘルステック企業

進化するトレーナーの知識と技術。ダイエットやボディメイクに食事・睡眠・メンタルもサポートする、トータルヘルスケア人材の可能性とは?(トレーナー石沢直之さん)

進化するトレーナーの知識と技術。ダイエットやボディメイクに食事・睡眠・メンタルもサポートする、トータルヘルスケア人材の可能性とは?(トレーナー石沢直之さん)

運動や食事の大切さは、健康診断に異常がない人にも広く認識され、現代では社会全体における健康リテラシーの高まりを感じられるようになりました。

そういった世の変化の中で、トレーナーという人材の需要の高まりと、技能の進化が光り輝いています。

それは専門分野に留まらず、栄養学、医学、心理学など多岐にわたる分野を学び、多様な人たちの個々の健康や理想を実現するサポートために日々研鑽を重ね、「トータルヘルス人材」としての信頼を獲得してきたように思います。

ベジタブルテックは多くの人の心身の健康のために、野菜を身近にするため農家もヘルスケア人材の一員として共に活動しています。
トレーナーと農家、さらに栄養士や医師、アスリートなどが膝を寄せて語り合い、一緒にこれからの健康社会の仕組みづくりができれば幸いです。

今回、トレーナーとして活躍している石沢直之さんにトレーナーの役割や状況、可能性や想いについて伺いました。

トレーナーの役割 最新の現場状況とお客様の需要

ダイエットの現場としては、情報を得やすい世の中だからこそ、クライアント様が様々な情報に振り回されてしまっている感があります。
それに伴い、そもそもの食品の働きを無視した、その方にあっていないダイエットを選択しており、「がんばっているのになかなか結果が出ず、悩んでいる」ということが起こっています。また、過剰な食事制限により体調を崩される方も見受けられます。現在のフィットネスジムのお客様の需要は、「筋肉をつけるだけ」や「体重がとにかく減ればいい」ということより、健康的に筋肉をつけたり、健康的に痩せたり、体重管理したいという要望が増えています。

トレーナーとして、トレーニングを提供するだけでなく、栄養サポートやメンタル、睡眠など生活習慣を整えていく、継続的な関わりが求められるようになってきました。

ダイエットや体重管理のニーズに応えるための秘訣とは?

当たり前のことですが、「間食を極力控えて、適切な量を栄養バランス良く3食食べる」ことです。

ただ、当たり前のことなのに、実際にはできている方はあまりおらず、失敗している方が後を絶ちません。なので、少しずつ食品の働きをクライアント様に理解してもらいながら、適切な量を3食バランス良く食べてもらえるように導いていくと、自ずとダイエットは成功していきます。

本人の栄養や食事、身体の仕組みに関する知識が増えていくと、自分で考える力が付き、食品の選び方や、情報を選別する力が備わってきます。無知な人に対して「これだけやっていれば痩せる」とか「これを食べれば痩せる」と言って関わっても、本人にとっては時間とお金の浪費で終わったり、一時的に痩せてもリバウンドしたり、最終的には何もしなかったのと同じことにもなりますし、なによりクライアント様との信頼関係が崩壊してしまうと思います。だからこそ、栄養や食事のこと、身体のことを知ることに興味を持ってもらいながら、私と出会ったことで楽しく成長していくような感覚を持っていただけるように精進しています。

トータルヘルスにおける食事管理の重要性とは

食品にはそれぞれ身体に対しての役割があるので、同じカロリーを摂取するにしても、「何で摂取するのか」によって身体への影響が全く変わってきます。

例えば、500kcalをお米とお肉で食べれば、身体を動かすエネルギーと、筋肉などの身体をつくる材料となります。ケーキなどの甘いもので取ると、身体を動かすエネルギーと体脂肪としての蓄積となります。つまり、「身体を動かすために甘いものを食べるのか」「口さみしいから甘いものを食べるのか」では、大きく異なります。目的にあわせて、食品の働きを踏まえて食事を管理することが必須となります。
目的が「筋肉をつけたい」場合でも、相手がボディビルダーなのか、一般女性なのか、高齢者なのかで、運動方法も食事方法もまったく異なります。「たんぱく質を食べましょう」といっても、ボディビルダーと同じ量を一般女性に提案しては、むしろ過剰になるリスクがあります。
目的と対象者を正しく把握して、食事内容を提案していくことが大切です。

ダイエットのための栄養サポートの状況とは

ダイエットを行う場合には、食事量を減らすことばかりのように思われてしまいますが、食事量を増やすことでダイエット効果が高まったり、満足感を得られるものがあります。

特に野菜は、多くの方で不足している傾向があります。過食してしまう人の多くに、野菜不足によって、「主食や主菜でお腹を満たそう」として太ってしまっている方によく出会います。野菜に含まれる食物繊維には、エネルギーの吸収スピードをゆっくりにしたり、脂質を一部、吸収せずに排泄させる働き、更には満腹感を促し、食べすぎを防ぐなどの効果があります。また、栄養を効率良く代謝する為のビタミンやミネラルも含まれているので、栄養の働きを良くし、代謝を良くすることにもつながります。

ダイエットだけじゃない!子供やアスリートにも必要な野菜不足の解消

野菜はダイエット中の方にも効果的ですが、もちろん健康診断で異常がない人でも、アスリートや子供にも大切な食材です。そのことはほとんどの人が知っていると思います。

しかし、実際の食生活はどうでしょうか?

僕自身は外食の際に、野菜を摂取する難しさを感じていますし、クライアント様のお食事内容からもそれを感じています。実際に、厚生労働省のデータからも、野菜摂取量が不足していることがわかります。「料理やサラダなどから野菜を食べよう」という気持ちはあっても、実生活では難しい場面は多々あります。そういった場合に、ベジタブルテックの「飲む粉野菜」は、食前に飲むだけで野菜を食べることができ、とても便利と思います。携帯に便利な粉野菜を持ち歩き、野菜が足りない食事の際に、野菜として摂取すれば、3食栄養バランス良く食べるという事が簡単に達成できるので、非常に便利でオススメです。
原材料の野菜は、農薬を使用しておらず、カプセルタイプも無添加です。管理栄養士が健康のためにこだわって、しかも農家さんとも協力して開発したものなので、我々トレーナーとも価値観が一致していて、現場でも安心して紹介できます

トレーナーとしての今後、想いについて

トレーナーの活動範囲は、大変幅広くなってきました。

身体づくりやダイエット、健康管理に始まり、最近では妊活中の女性のお客様も増えてきました。アスリートと違って、無理なく、健康的に姿勢改善やホルモンバランスが崩れないような注意も必要です。医療との連携も増えてきました。運動と食事は、身体の外と内からアプローチできる有益な知識と技術になりますので、今後も研鑽を重ねながら、より多くの人たちの笑顔に貢献していきたいと思っています。

岩崎真宏

ベジタブルテック株式会社

岩崎真宏

博士(医学)、管理栄養士、臨床検査技師。神戸大学大学院医学研究員および関西電力病院疾患栄養治療センター管理栄養士として、生活習慣病治療のための基礎・臨床研究を行い、国内外での研究報告と受賞実績。
栄養学に基づいた、スポーツやヘルスケアのための講演多数。アスリートやトレーナー、医療従事者とも連携。農業と栄養学によるヘルスケア・フードテックを目指し、2015年ベジタブルテック株式会社(旧Omoi Foods株式会社)を共同創業。

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