料理に混ぜることで野菜を食べるということだけではなく、野菜がパウダーになっているからこそ新たな創作料理が可能となります。
例えば、ごぼう豆腐（トップ写真）
胡麻豆腐や枝豆豆腐など様々な豆腐がありますが、野菜のように繊維が多い食材では豆腐のような滑らかな料理には難しいものです。
繊維を除去して汁などで風味付けすることは可能でも、栄養が失われるのももったいないことです。
しかし、野菜が丸ごと粉末化されたものであればゴボウのような繊維が硬く多いものであっても滑らかな豆腐が作れます。
しかもゴボウの食物繊維や栄養成分もそのまま豆腐に含まれます。
様々な野菜があるにも関わらず、食物繊維や形状などの課題で不可能だったり、家庭では扱うのが難しく敬遠されていた野菜が、パウダーになるこ
とで、これまでにない新たな料理を生み出すことが可能となります。
職人が作る新たな野菜料理に多くの人が味や見た目に感動して貰いたい。
食は「人を良くする」、食事は「人を良くする事」。
日本の食文化と融合して革新していきたいと思います。
ベジタブルテック株式会社
岩崎真宏
博士（医学）、管理栄養士、臨床検査技師。神戸大学大学院医学研究員および関西電力病院疾患栄養治療センター管理栄養士として生活習慣病治療のための基礎・臨床研究を行い国内外での研究報告と受賞実績。栄養学に基づいたスポーツやヘルスケアのための講演多数。アスリートやトレーナー、医療従事者とも連携。農業と栄養学によるヘルスケア・フードテックを目指し、2015年ベジタブルテック株式会社（旧Omoi Foods株式会社）を共同創業。
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