- ニュースリリース
フランスレジオンドヌール勲章「光の画家」松井守男画伯により、弊社野菜パウダーを用いて世界初の野菜を画材に利用した作品が公開されました。
京都同時代ギャラリー「「松井守男 個展 肖像画を描く」にて、ご覧いただけます。
また、2021年5月15日(土)には、《ギャラリートーク》イベントにて、松井守男画伯と弊社代表の岩崎真宏が対談しました。
松井画伯は対談で、「画家は生涯をかけて自分の色を作り、自分の絵具を完成させることが目標。ピカソも自分の絵具を完成させたことで世界史に名を残す巨匠となりました。絵具に使う染料は非常に多岐に渡りますが、油絵では亜鉛やチタンなど金属成分が良く用いられ、芸術家は創作に没頭しながら顔や身体に絵具まみれになって絵具が口に入ったり、舐めたり、キャンパスと絵具と一体になりながら描き続けます。そのため、身体を壊してしまい生涯健康的に画家人生を歩むことが難しい。」とお話下さいました。
芸術家もアスリートだ。
命を燃やして魅せるその生き様と作品は、私たちの心を激しく揺さぶるのだと感じました。
松井画伯との対談の詳細は「月間ギャラリー2021年6月号 第13回 アート松井塾 松井守男×岩崎真宏 (前編)」と「月間ギャラリー2021年7月号 第13回 アート松井塾 松井守男×岩崎真宏 (医学博士・管理栄養士)野菜と美術 画材になる自然食(後編)」に掲載!
農薬を使用せず有機肥料のみで完熟まで育てた野菜を、丸ごとパウダーにした弊社の「粉野菜」は、栄養もそのままですが、色素成分もそのまま鮮やかに保存されています。本来野菜は水分を多く含むため、野菜汁では色素が薄くなり水彩画にもなかなか使用できません。完全に水分を抜くことで、粉末絵具のパステル画材のように応用できます。
「天然の色彩で絵を描きたい!」と松井画伯からご連絡いただき、本当に感激しました。
「描いていると、野菜たちのエネルギーがすごくって、どんどん絵が現れてくる」とお話いただき、野菜たちが粉の状態でも生命力を留め、キャンパスに解放されたときには鮮やかにダイナミックにエネルギッシュに色彩を放っていいるのを感じました。食べたときには身体のなかに、これら画伯の絵のようなエネルギーが体内に炸裂しているのでしょう。
松井画伯に粉野菜を用いて描いていただけたことは本当に光栄です。ありがとうございました。